alpslab video

by eriyori on Saturday 18 October 2008

今日紹介するのは、alpslabで提供されているalpslabvideoです。youtube??googlemap??ストリートビュー????って感じのシステムです。地図と、動画が一体となり、その場所をリアルに感じ取ることが出来ます。やっぱりビデオって言うのは、どんなに画質が悪くても、写真には残せない情報を持っていると思います。音っていう要素も大きいんだろうと思いますが。

このシステムは大変すばらしいものです。しかし、これに限ったことではありませんが、ネットにある情報ツールに共通する、忘れちゃいけない点は、ユーザーあっての情報ツールというコトです。ネットにもとからあるのではかく、ネットに現実を投影させて、仮想現実をつくり上げているんです。現実にあるものが、ネットに、情報としてアップされているのであるから、その行く果ては、デュアルワールドが完成するということなんですよね。

デュアルワールドが完成すると、そこに住民が発生するでしょう。その住民はネラーとは違い。もっと一般的な人々です。たぶん社会的に弱い人達ではないでしょうか。我々が老人になるとき、生きる世界は、このネットの世界なのかもしれないね。

 

なんて怖い話。。。。ほんとにありうると思います。

LOW TECH SENSORS AND ACTUATORS

by eriyori on Saturday 11 October 2008

lowtech_cover 正直、何がすごいのかといわれるとすぐには返せない。すごい幼稚なことをやっているようにも見えてしまう。でも、直感的に、これはすごい発見の連続を発掘する作業なんじゃないのかなと思ったりもする。

これはロウテックということで、既製品の様々な機械を分解新たな回路を作ってみようというものだ。新たな回路といっても、そんな難しいものではない。そこがロウテクらしい。

けれど、僕から見れば、どこもロウテクではない。センサーだって、光るライトだって、基盤だって、すべてが全く持ってロウテクではない。では、何がロウテクなのか。それは、回路と回路の結びつけ方である。人の手をつかって、単純に結びつける。その方法がロウテクということなのだろう。

現代にあふれている機械は、一般人から見れば、全くのブラックボックスである。そこに、目に見えて分かる回路がポッと現れる。そして、それが、予想もしなかった。そう機械自身も思いも寄らなかった効果が、表れる。そこに、新しいメディアの可能性と、今あるシステムの虚無感が見えてしまう。


http://lowtech.propositions.org.uk/