メールの作法

by eriyori on Tuesday 18 May 2010


最近、私の中でメールの作法が変化してきた。Gmailを使い始めてからというもの、mailをあたかもtodo管理のように利用しつつある。メールが仕事のリスト化され、それらがラベルによって仕分けはされているものの、twitterのTimeLineの様に表示されているために、生活のリズムに溶け込んでしまっている。
この変化は、todo(すること)の大半が他の人との関係から生まれて来ているのだとも私の中では言い換えられる。そのことを、Gmailが生活の基幹となっている自分自身をみると良く感じる。GoogleBuzzは一般的には失敗と捉えられているが果たしてそうだろうか。
Buzzの失敗は、平穏にGmailを使っていた人を勝手に引きずり込んだことにあると考えられている。また、twitterのパクリとして捉えられてしまったことも敗因の一つだろう。私は上記のことを拒否した我々自体が、時代錯誤では無かろうかと思っている。Gmailにリアルタイムでやり取り出来る環境が整えられることが重大なのであって、これは来るべきGoogleWaveに対して抵抗力をつける布石とも考えられる。GoogleWaveは正にGmailとtwitterのいいとこ取りをしたようなシステムであるように感じる。twitterはあまりにも人間味に溢れすぎている。これは、ビジネスチャンスをつかむきっかけにはなるであろうが、ビジネスを進めるには向かない(現行のインターフェイスでは)。一方Gmailは、atomとしての手紙がbit化したものでしか無く、形式的なものが重んじられている以上(Gmailの発達した返信機能はこれを打ち崩す力を少なからず持っていると私は考えている)、今以上のフランクさは生まれてこないし、その一線を越えてはならない節が無くもない。
今、少し熱も冷めてしまっている感もあるGoogleWaveであるが、利用の仕方一つで大きな近く変動を起こすものであると少しだけ。。。信じている。